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無垢路岐山から630.8mピークまで


2016.12.06 曇り時々晴れ
飯舘村二枚橋と月舘町の境、無垢路岐山(むくろぎやま 672.4m)から北東に走る尾根を辿り
佐須地区、三郷森へ続く630.8mピークまで藪漕ぎ散策してきました、、
飯舘村の境界歩きSCANE8です。

暦はすでに師走! 
いろいろと山遊びどころでは無い状況なのですが
遅々として進まないこの藪漕ぎシリーズ、、少しでも進展させようと出かけたのです、、^^;
ザックのほかに仕事の疲れと寝不足を背負った散策でしたが
少し無理をしないと地形図の線は中々塗りつぶせないべし!


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8:33、国道399号線、月舘町水境から飯舘村二枚橋方向へ歩き始めました。
お天気は晴れの予報でしたが若干雲が多めの空模様。



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起点から少し歩きくと飯舘村境界手前北側に無垢路岐山、、手前の耕作地は藪化。
昔の写真(1980年代後半頃)を見るとこの辺りは田園だったようです。


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国道の南方向、月館町側の畑、手前は刈り払いされている物の耕作放棄地のイメージ。


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こちらは東側、飯舘村側の耕作地、、農作業の再開はまだのようですが綺麗に除染されています、、
僅か数十メートルしか違わないのに、、この差って一体何??
遠くからは見えない『福島』の 今 (異間)???
月館町側に設置されたモニタリングポストの数値は0.480μSv/hでした。


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さて、そんな疑問は兎も角として、、、

8:38、この境界標識から写真左側の藪へ入り込みます、、
ここが無垢路岐山へのアプローチポイント。


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藪に入るとすぐに境界尾根を示す土塁が現れるのでそれに沿って進みます。
月館町側(左)は伐採後の茨藪、飯舘村側(右)は未伐で薪炭林の面影を残す風情。
山頂付近の状態を見ても解りますね。
昔は山名の通りムクロジの樹が多かった森だったのでしょうか?


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伐採された尾根筋の展望は良く南側に大火山(左)と花塚山(右)が見渡せました。
花塚山の尾根が途中高度を下げつつ ここまで続いているわけで
飯舘村との境界は元より福島県の浜通りと中通りを分ける分水嶺となっています。
原発事故では明暗を分けた尾根。。。


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そんな景観を背負いながら登ります、、茨と倒木がちょっと煩い感じ。
2014.3.17に訪れた時は伐採作業用の道を伝いトラバース気味に山頂へ到達しましたが
その作業用道も既に藪に埋もれています、、、今回の選択肢は尾根の直登のみ!


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9:11、茨の無垢路岐山のピークへ、、茨の藪中でひっそりと眠る三等三角点、、
今回のルートでは最標高地点となります。  
前回に訪れた時は西側の展望が利きましたが今回は藪の背丈も高くなり展望は皆無。



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平坦な山頂の東側(飯舘村側)は未伐の落葉樹林帯が広がっていて
林床が落ち着いた癒しのスポット、、歩き始めて30分弱なんですがここで少々のティータイム
疲れと寝不足でイマイチ モチベーションが低かったのですね~^^;
ライチの葉を焙煎した紅茶を啜っているとすぐ近くでイノシシさんかカモシカさんの気配。。


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5分ほど休憩後 山頂から北へ下る笹薮の尾根へ進行。
写真右側に境界を示す土塁、、
それに沿って歩けば集落に出て2015.11.9に歩いた三郷森の尾根と繫がります。
ただ、今回は少々無理してやって来たので11:00を折り返しタイムとしました。


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9:24、笹薮の尾根を下りきり次のピークへの登りに差し掛かると
林床がすっきりとしたアカマツの樹林帯となっていました。
藪漕ぎ無しでゆるゆる歩けるエリア♪  登りも緩やかで散策気分。


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落葉の中に木枯らし紋次郎がいました。。^^
チシオタケと言うキノコでしょうか? 宛ら『森の渡世人』の風情。


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上を見上げれば葉を落とした梢の枝と風に流れる雲、、、
何となく「時雨が落ちるかな、、?」と過去の経験から予感、、静かな初冬の森です。


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9:52、「土砂流出防備保安林」の看板と地籍図根点の標柱があるピークへ、、
標高600mピークだと思います。


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このピークから見る飯舘村側の斜面が素晴らしかったです。
等間隔に林立する落葉高木と背の低い笹薮、、
昔は薪や炭を作るために利用されていた森なのでしょうね、、


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10:00、二つ目の「土砂流出防備保安林」の看板があるピークへ、、
地形図で確認する限り、652m独標だと思います。


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このピークからは最登山(写真右) 霊山(中央)が確認できました。
三郷森へ続く尾根は写真右端となります。
樹木の間から垣間見る山影ですが現在地を知るには貴重な景観。
眺めの良い山から知ったふりして名のある山ばかり指呼するのとは訳が違う状況、、


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独標から若干北東側への尾根下りとなりますがこの辺から藪漕ぎ状態となりました。
最初は伐採跡地の笹と茨の藪、、独標台地上の歩き。


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茨藪漕ぎ最中の伐採地から見る西側の展望、、
晴れていれば安達太良山塊と吾妻連峰が一望のはず、、
安達、信夫平野は時雨模様だったかな? 程なくこの尾根にも冷雨が落ちてきました。


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展望の伐採地を抜けると岩ころが目立つようとなり、
次のピークへ向かう下りと登りに差し掛かるとと本格的な笹薮漕ぎとなりました。
地味な低山尾根ですがそれなりに変化があって楽しい。


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10:37、再び笹薮が切れ、伐採跡地に出るるとまた西側展望が開けました。
ただ、一時的に時雨雲が上空を覆ったせいか見渡せたのは
女神山から御幸山まで尾根を連ねる七ツ森の稜線まで、、
冷たいけど何となく残秋の香り漂う冬時雨、


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進行方向には明確なピーク、、
「時間も時間だしあのピークが折り返し地点かな?」
などと思いつつ藪漕ぎをかけます。


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10:57.笹薮の中の下降&登りを経て折り返しと決めたピークへ、、標高は590m。
地籍図根三角点のあるピークからは次のピークが見渡せました。
この頃は時雨も治まり陽射しが差し込むお天気♪  軽い休憩をとった後もうひと登りしてみる事に。


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登り返しになると最登山が間近に望めるようになりました、、だいぶ歩を進めましたね。
月舘町側からの踏み跡もあり身近な里山の雰囲気。


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飯舘村側には虎捕山、、、



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11:16、ピークの再標高地点(680.8m)に立つと北東方向に
飯舘村豊栄開拓地の里と三郷森の稜線が見えました。
尾根と土塁は里へ向けて下降線を辿っていますが本日はここで折り返しです。

次は
「最登山からアプローチして三郷森を下降、更にここへ登り返しコルから月館側に降りるかな、、」
などとプランを立ててピストン。


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帰りはこんな燃え残りのモミジを眺めながらの藪漕ぎ。。
残秋ですね~  冬の陽射しの優しさを感じます。


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13:11、無垢路岐山へ戻りました、
完全ピストンもつまらないので飯舘村側未伐地帯斜面を滑る様に下降。


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13:36、二枚橋の湿地へ到着、、春はミズバショウが咲くエリアですね。
写真奥が国道399号です。 午前中の時雨が嘘のような冬晴れ、、、

13:45、起点へ戻り藪漕ぎ終了。


mukuroji2.gif
ルートマップ クリックで大きくなります。
往復で7km強の行動距離だったでしょうか、、、


次のコピーiitate
これまで歩いた境界稜線、赤い線が今回歩いたルート。
西側はだいぶ埋まりましたね、、^^


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テーマ : 山の風景
ジャンル : 写真

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非公開コメント

No title

山はすっかり冬の様子ですね!

遠くに霞む山の眺めも良いものですね(^_-)-☆

No title

晴れた日の冬山、美しいべした~

いま、こっつの山、雪さらさら降ってっぺし
kenさんも風邪ひがねでけろー

散歩おじさんへ

散歩おじさん こんばんわ
時雨たり陽が当たったりのお天気でしたが
冬枯れの雰囲気がとても良かったです。
まさに静寂そのものの世界、、^^

にゃ~ごさんへ

にゃ~ごさん こんばんわ
昔から比べると優しい冬ですが
やっぱ 朝晩の冷え込みはきついですね^^
晴れた朝に見る自宅からの不忘山もすっかり雪景色。。
にゃ~ごさんもお体には気をつけてください

No title

仕事の疲れと寝不足を背負った散策・・・ご苦労様でした。

原発事故による汚染いつまで続くのでしょうか?
いじめにあった子供たちのことを思うと憂鬱です。
大人が間違った考えを子供に教えるからだ。と何かの記事で見ましたが、
そんな風評被害などの起きない社会にしたいものです。

冬山散歩もう少ししたら雪に覆われるでしょうか。

 

郭さんへ

郭さん こんばんわ
いじめ、、、原発避難の子供に対するものに限らず難しい問題ですね、、、
私はペシミストなのでこの世から絶対に無くならないと思っています。
風評、、これも原発事故に限らず何か起これば必ず付きまとうものだと思いますよ。
もっと拡大して言えば戦争やテロも絶対に無くならないと思います。
ただ、それらを根絶しようとする努力は大事かな?
それが醜くも無く美しくも無い普通の世の中なんでしょうね、、^^
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KEN

Author:KEN
カモシカさんみたいに薮山を歩くのが好き♪

阿武隈山地に親しみ
安達太良を愛し吾妻を友として
蔵王、そして会津の山々に憧憬する日々です

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