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2016 神様がいた風景、、、


当ブログ恒例、一年を振り返る記事です。
2016年は取れた休日が少なくフォレスト&フィールドに出る機会が少なかったですが
「あ、良いな、、」と思った風景を『神様がいた風景』と題してピックアップしてみました。

『神ってる』なんて言う言葉が流行しましたが
歓喜湧き立つようなシーンじゃなくても『神様』を感じる風景、情景ってありますよね。




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冬晴れと里山の木立、、

天の功徳と罰を里へ伝える使徒の如く落葉樹林たちが冬の陽に映えていました
(2016.1.1 一杯山)



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冬のブナの幹、、
真冬のブナと言えば降り積もった雪の重さにも耐えて聳えるイメージ、、
でも、この森は違っていました、、厳冬期なのに積雪は薄雪程度、
おまけに森林伐採でブナ林は猫の額、、
それでもブナ達は芽吹きの季節を待っていました。
(2016.1.3 妙見山)


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キーンと冷え込んだ冬の沢、、
凍りつい沢水に閉じ込められた落ち葉たち。
冬の女神の呪縛
(2016.1.17 雁形山周辺)


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薄雪積もる杉木立に差し込む陽光、、
時刻は10時を回っていたのに太陽は尾根を這うような高さでした。
(2016.1.17 雁形山周辺)


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写真は春のお彼岸頃に古民家の板の間に置いてあった繭、、
(2016.3.23 福島市民家園)
梅雨の終わり頃、再度訪れた時、置いてあったのは桑の葉を食む蚕達でした、、
その時詠んだ歌が
『蚕らの 桑食む音に 耳寄せて 機織る鶴を 想う軒下』



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地に落つ椿
『地に落ちる 椿の音も 雨音も 流るる春の 色と思へば』
春の雨に打たれて落ちた椿です。。
(2016.4.4 桃源郷眺望コース)


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春の夢
福島市の『春』と言えばやっぱりここかな?
今は亡き花咲か爺さんが描いた春の夢、、
(2016.4.4 花見山)



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褪せ行くモミジ、
桜が満開の中、人知れず朽ちゆきて、、盛春の頃に残秋を思ふ。。
『井に浮かび 褪せるもみじの あることを 知るや知らずや 人の行き交う』
(2016.4.4 花見山)



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散花
4月中旬だと言うのに小雪舞う寒い日、、
北風が水面に桜の花びらを集めていました   
春もまた束の間、、小雪が舞う残冬の風に散り行く桜。
(2016.4.11 茶屋沼)



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新緑の里山
桜や桃の花が散ると山は一気に萌え出して。。。
ここ数年、緑が茂る速さに戸惑うばかり、、
(2016.4.25 うぶかの里周辺)



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棚田と安積山
郡山市にまだこんな風景が残されていた事にちょっとびっくり^^
(2016.5.9 山の井公園周辺)


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座敷ワラシ
畦道で遊ぶ子供たち、、さて 何人いるかな??
見えない『影』を探してみてください、、
(2016.5.9 山の井公園周辺)


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緑の水鏡
搾り取れそうな夏の緑、、
緑映すこの川にも放射能は降り注ぎました。
(2016.6.27 飯舘村 真野川)



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幻影
飛び散る渋きが森の中にもう一つの滝を作っていました、、
幻の滝。
(2016.7.10 銚子滝)


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御神体
安達太良山塊はピークそのものが御神体、
左奥が禰宜大刀神(船明神山)、右が飯豊分神(安達太良本峰)
記録は『日本紀略』 (九平二年 850年)とありますから古い。
因みに鉄山は小陽日温泉神、矢筈森は飯津賣神、、それぞれの峰の神を総称して
安達嶺神と言いました、今では死語ですかね、、
(2016.7.10 和尚山北側尾根)


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光陰創造
強い夏の日差しを遮るブナ、、この樹はどの季節に見ても逞しいですね。
(2019.7.24 矢筈山付近)


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ヤマセと針葉樹
突き上げる様な急登をこなして空が見える場所に来ると
そこはヤマセが吹き込む世界、、梅雨と盛夏が鬩ぎあっていました。
(2016.7.24 西大巓)



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夏の気流
上昇気流を纏う吾妻小富士、、気流は更に高い所まで登り詰めていました。
暴走しつつある夏の一こま、、、かな?
(2016.8.14 一切経山東斜面)


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曇る瞳
静かな静かな魔女の瞳、、
戦国時代、伊達の追っ手に追われた薬師衆はここからその身を沈めたと言われています、、
光り射さない水面は鎮魂の色、、(盲
(2016.8.14 五色沼)


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神住むところ
苔むす古木の袂に佇む天照大神の祠、、添えられたお札は新しい物、、
今なお、山岳信仰が息づく置賜の山。。
(2016.9.5 栂峰)


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光臨
古木立ち込める林床にはとうに花を終えたミツバオウレンの緑、、
その中に一筋、夏の名残りの光が射し込んでいました、、
(2016.9.5 栂峰)


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縄文色
豊かなブナの原生林を源流とする川はどこまでも澄んでいました。
川底はこの国が『日本』になる前の縄文色、、?
(2016.9.25 祝瓶山)


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ブナの神
豪雪に耐え生き延びるブナの幹、、、
樹齢はヒトの寿命をはるかに超えます、、
82016.9.25 祝瓶山)


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忘れ物
カケスの羽ですかね?
私には季節の移ろいを詩に残す精霊の忘れ物の様にみえました、、、
(2016.9.25 祝瓶山)


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白濁と紅葉
激しく流れる寒暖の気流に翻弄される潅木たち
冬枯れへ向かう刹那の色合い
(2016.10.10 安達太良山塊 笹平)


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火の神生みし後、、
何故か黄泉の国へ向かうイザナミの神の悶絶を連想させるような火口。。
(2016.10.10 安達太良山塊 鉄山)

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秋陽射し込む
山津波の跡が生々しい鉄山斜面に射し込む秋陽、、樹木たちは黄金色の歌♪
(2016.10.10 安達太良山塊)



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埋る時跡
南北朝時代、武将の館があったとされる場所、、時を経て静かな秋色、、
『火花散る刃も 血潮も 埋もれ行き もみじの燃ゆる 陣の跡かな』
(2017.11.7 彦四郎山)



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立冬の光
優しく儚い冬光が名残の赤をすかしていました、、
(2016.11.7 飯舘村・相馬市境界600mピーク付近)

 


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レンブラント光線
時雨れた信達平野を遠望、、わかりますか?
写真中央少し左に微かな虹色のレンブラント光線が射し込んでいます、、
(2016.12.6 飯舘村・月舘町境界尾根)

 
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人住まぬ里山の神
原発避難地域の里山に佇む祠、、祭神を書いたお札は風化して読み取れませんでした。

八百万の神の母、イザナミは最後に火の神を生み致命的な火傷を負いました。
その苦しみの中で流す涙、糞尿、吐しゃ物からも神々が生まれたと古事記は伝えています。
俗人が嫌うものにさえ神が宿ると古人は子孫へ伝えたかったのでしょうか、、?
神様は決して奇跡を起こさない、、願いもかなえない。
しかしいつも身近な所で人を見守り 時にはその身を犠牲にしてまでも教訓を与える、、
そんな存在かも知れません。
(2016.12.31 飯舘村・山木屋境 849.6mピーク)


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再び冬のブナ
最後に原発避難地域のブナ、、吹きつける小雪を纏い寒さに耐えていました。
ブナの花言葉は『繁栄』 
どうか2017年は良い年でありますように、、^^
(2016.312.31 飯舘村・山木屋境 849.6mピーク)




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テーマ : ある日の風景や景色
ジャンル : 写真

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No title

どれもそれぞれに美しい写真に見惚れました(^.^)

サンポの「葉の裏写真」も、「光陰創造」みたいなアングルにチャレンジしてみよ~っと(*^。^*)

散歩おじさんへ

散歩おじさん こんばんわ&あけましておめでとうございます。
コンパクトデジタルカメラでの撮影ばかりで
奥行き浅いのですけど、、^^;
実際の風景はもっと感慨深いもんだと思ってもらえれば幸だと思っています(#^.^#)

No title

明けましておめでとうございます。
今年もよろしくお願いします。
こうしてみると・・神さまの風景・・上手く撮ってますね。さすがです。
<『蚕らの 桑食む音に 耳寄せて 機織る鶴を 想う軒下』>
こんな風景・・こちらではもう見ることがありません。
偶然ですか??
子供たち・・6人ですか??


Tombeeさんへ

HN入力してないけどTombeeさんですよね。
こちらこそ今年もよろしくお願い致します。
養蚕はこちらでも殆ど行われていません。
桑畑もまばらです。
歌は古民家園で蚕や絹糸を見ているうち
「鶴の恩返し」を思い出し詠みました。
子供たち、、さて、何人でしょう?
どの子供も心の中に座敷ワラシを宿していますからね~(笑

美しい日本の景色

あけましておめでとうございます。

四季折々の美しい日本の景色
何処か懐かしいような
子供の頃にふっと帰ることができる風景ですね。

今年はKENさんに倣って
私もまた歌詠みしてみようかなと
思っています(笑)

本年もどうぞよろしくお願いいたします。

ルシアンさんへ

ルシアンさん こんばんわ あけましておめでとうございます。
こちらこそ今年もよろしくお願いいたします。
『子供の頃にふっと帰ることができる風景』・・。いいですよね~
私の趣味は山歩き、、特に低山藪山を好んで歩くのはそんな風景に出会いたいからなのかもしれません。
短歌は全くの独学自己流なんですよ^^
ルシアンさんも撮った写真にそのまま感じた事を添えてみるといいと思います。

No title

新年の挨拶が遅くなり申し訳ありません。
もたもたしているうちに既に寒中見舞いの時候となりました。

『一年を振り返って』素晴らしい出来栄えですね。こうして眺めていると、
その時々のことが思い出され、何度も見直したくなりますね。

二首の短歌も素晴らしい・・・・・ナイス!です。

郭さんへ

郭さん 寒中お見舞い申し上げます、、
静岡も寒いですか?
福島は一日中雪でした、、

年々山歩きが難しくなっていく状況ですが
今年も暇を見つけて『神様がいる風景』を探したいと思います^^
短歌、お褒めいただきありがとうございます。
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KEN

Author:KEN
カモシカさんみたいに薮山を歩くのが好き♪

阿武隈山地に親しみ
安達太良を愛し吾妻を友として
蔵王、そして会津の山々に憧憬する日々です

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