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夏の小雨と山木屋・飯舘、、


2017.8.20 (曇り時々雨)
今年の4月1日に避難指示解除となった川俣町山木屋地区及び飯舘村を軽くドライブ。
自動車の運転は退屈であまり好きではないのですが
これだけ雨が続くと山登りも出来ないしせっかくの休日も近場を車で流す程度となってしまったのです^^

山木屋、飯舘は2012年の冬から暇ある毎に訪れていたし
避難解除後の様子を見てみたいと言うのもありましたが、、
今回は夏の雨に煙る里の様子や気まぐれで撮った花たちをアップしたいと思います。

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福島市から国道114を浪江方向へ進み川俣町山木屋へ、、
写真は2017.7.1にオープンした復興拠点のコミュニティ施設『とんやの郷』
帰還された方々の生活支援や地域コミュニティ貢献する場として作られた施設だそうです。
食品なども販売されており中々の賑わい、
2016.312.31にもここを訪れましたがまだ建設中で大晦日と言うこともありひっそりとしていました、、
更に溯って2012.2.13に訪れた時は作業に従事する方々が
放射能の防護服着て道路の復旧工事する世界でした。




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施設の裏側に回ってみました、、
畑は整地されていますが耕作まだのよう、、でも、遠くには畑を耕す人の姿がありました。




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『とんやの郷』施設内貼られていたポスター
『あの日のことを忘れない少しずつ育つ美しい山木屋の風を私の肌で感じるために』 
と綴られています。


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『とんやの郷』から比曽坂方向へ。
休校中の山木屋中学校があります。
避難指示解除とは言え別の学校を間借りしての授業、、夏草が生い茂っていました。
山木屋地区の帰還率は約22% (2017.8.1現在 川俣町HPを参考)


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体育館の窓ガラスは破れたまま、、
子ら待ちて 六つ年向日葵 咲きにしも 歌声途絶えし 里の学び舎


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中学校から5分ほど車を走らせると『おせん茶屋跡』があります。
この辺が飯舘村と境を成す比曽坂、、
その昔、『おせん』という人が茶屋を営んでいたのでしょうか、、?
おせん、、、日本語というものは発音だけでは理解が難しいとあらためて思ってしまった次第^^;


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茶屋跡脇には沢の流れ、、
『おせん』という人はこの水を沸かしてお茶を振舞っていたのでしょうね。
昔は落葉広葉樹を中心とした薪炭林が広がっていた事でしょうから
さぞかし美味しいお茶が味わえたかな?
尚、飯舘と山木屋の境の尾根は過去二度ほど藪漕ぎしていますので宜しければご覧ください

2015.3.2 笹峠~疣石山

2016.12.31 比曽坂~山木屋・浪江町境界



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ずんぐりむっくりの石塊、、
これは恋に悩んだ末の若い石工が地蔵菩薩の肩を切り落とした姿だそうです。
『その昔、旅の若い石工が麓の寺に頼まれて地蔵菩薩を二体彫る事になった
一体は彫り上げ寺に納めたが二体目を彫る中、逗留していた宿の娘と恋に落ちる
二体目を彫り上げればこの地を離れ
娘と別れなければいけない石工は悩んだあげく恋の成就を願い完成直前の
地蔵菩薩の肩を切り落としてしまった』
脇の碑を読むとこんなあらすじ。。

『恋の悩みを 背負わさ札て 肩をそが札た 地蔵尊』

碑の末にはこう刻まれていました。


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道祖神様、、中央の碑には
比曽坂に まつり給いひし 道祖神 道行く人に つつがなかれと
と言う歌が刻まれていました。
周りの森では小雨の中、秋の蝉(チッチゼミ)か細く鳴いていたので私も一首
踏むごとに 想い流せば 小雨坂 濡れて響くや 秋蝉の声


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付近にあるモニタリングポスト 数値は0.564μSv/h


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比曽坂を越え飯舘村へ、、風景はまだ昨年と変わっていません。
帰還率は約7.8%(2017.8.1現在 飯舘村HPより)


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  長泥へ続く道は閉鎖されたまま


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ゲート手前のモニタリングポストは1.752μSv/hを刻んでいました。
2017.1.15に訪れた時より高い数値です。 雪が無いと数値が上がりますね。


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荒地と行き場の無い除染土、、バックの山並みは越えてきた比曽坂が通る辺り


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岩部ダムで定点撮影^^
ひもろぎの山(神々が天より降り立つ山、、花塚山)は雨雲の中でした。


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小宮地区辺り、、荒れた田圃と里山にかかるガス。


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深草に埋もれた家屋、、
『解体工事中』の看板が立てられた家屋も何件かありました。


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野手神神社の境内、『うつくしま百名山』の一つ野手上山の登山口でもあります。

過去三度ほど野手上山に登っていますが5年前の記事をリンクしておきます。
2012.11.13 野手上山


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ひととおり気になった箇所を流した後立ち寄ったオープしたばかりの『道の駅 までい館』
すごい賑わいでした、、自慢だった農作物の販売はありませんが
ハイビスカスの花が沢山飾られていました、、まずは園芸用の花を村おこしの産業とするのかな?


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佐須峠から霊山町へ抜けようと思い山津見神社へ。。


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源義家がこの地の有力者橘墨虎を討ち取る折、墨虎が潜む場所を
一匹の白狼が教えたと伝えられています。
狛犬ならぬ狛狼、、、


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狛猫もいました、、^^


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最後に伊達市霊山町へと抜ける佐須峠から振り返る飯舘村、、
こちらは福島第一原発から遠い分田畑の復興も進んでいる様子?
復興 福幸 複苦労????
2016.6.27.の風景

山木屋『とんやの郷』からここまで約三時間強のトロトロ車流しでした、、
後は霊山町(国道115)へ出て福島市へ。


《ドライブ中気まぐれで撮った花たち》


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ススキの穂、、


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畑の跡に群生するツキミソウ。。。


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道脇で人待ち顔のゲンノショウコ


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フシグロセンノウ、、車道脇に普通に咲いていました、、
街では考えられませんね^^

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オミナエシ
二輪咲いてましたが
女郎花 独り咲きにし 廃屋に 涙紡ぎつ 蜘蛛が糸編み
と一首、、


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オトコエシ
女郎花に対して男朗花と書きます。  雨降る中の咲き姿が寂しげ、、
秋霖の 濁りに紛れ 男朗花 落とす雫を 聞く人も無く
男の愚痴など見っとも無い、、ならば秋雨の音に紛れて問わず語りでもしようか、、そんな感じの歌。


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ツルボタン
雨降る山里で一際目立っていました。
。ツル系の植物で伐採跡地や耕作放棄された山間の畑で森へと還る『マント群落』をつくる花。

振り向かば まなこに絡む 蔓牡丹 心置き去り 里捨てる道
または
街へ行く しるべを隠す 蔓牡丹 戻れぬ人は 故郷見つつも







 

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No title

ツルボタン見に来ました(笑)
狛狼妙にリアルですね、帰還率上げるのは難しいのだろうなあ

みろくさんへ

みろくさん こんばんわ
コメントありがとうございます。
ツルボタンはすごい繁殖力で藪漕ぎ好きの私にとって大敵です(笑
帰還率、、6年も過ぎると難しいですね、、
基幹産業の復興と徹底した除染が必要なのかな?

No title

人のいなくなった里山が機能しないように
コミュニティの無くなった村は機能しないから
どうしても他の帰還者の様子見をして
結局いつまでたっても人は増えないんじゃないかなあと
ある程度まとまった単位(地域集団最小単位)で帰還できる有効なシステムが有るといいなあ

うたよみんの”京一”っていうアカウントも僕です(笑)

みろくさんへ

みろくさん おはようございます。
『まとまった単位(地域集団最小単位)で帰還できる有効なシステム』
本当にそうですね、、

『京一』さんだったのですね^^

大変なことですね

放射能の影響が厳しいですね。

帰宅したくとも帰宅できない人たちのことを考えると
東電や、国のこの仕事の進め方に疑問を持ちます。

一日も早く解決して欲しいですね。

郭さんへ

郭さん こんばんわ
自然災害とは違う複雑さですね、、
昔の山木屋、飯館をしっているだけに
複雑な思いです、、

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コメントありがとうございます。

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私もブログの更新と短歌の投稿のみに使っています^^。
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